【長年に渡り地域の少年たちを見守る】新発田警察署(新潟県新発田市)、少年補導功労者と団体を表彰

2列目左から、新発田署の渡辺寿智署長、胎内分庁署長の岡澤寛署長、1列目左から、胎内少年警察ボランティア連絡会会長の宮村晴久さん、少年補導員の渡邊慎一さん、少年補導員の宮澤敬司さん

新発田警察署(新潟県新発田市)は3月7日、少年補導功労者と少年補導功労団体への表彰状の伝達式を同署で実施した。

長年に渡り、少年の非行防止や健全育成のための活動に尽力し、多大な功労があった人や団体を表彰するもの。今回表彰したのは、新発田地区少年補導員等連絡会の少年補導員宮澤敬司さん、渡邊慎一さんの2人と、胎内少年警察ボランティア連絡会。胎内少年警察ボランティア連絡会からは、代表して会長の宮村晴久さんが出席した。

新発田署にて実施された表彰状伝達式の様子

宮澤さんは2011年度から、渡邊さんは2012年度から、それぞれ少年警察ボランティアとして、新発田署管内における少年の非行防止活動に尽力。月に1度、新発田署員とともに駅周辺や大型商業施設などで見回りを行ってきた。

一方、胎内少年警察ボランティア連絡会は1992年の結成から、胎内署管内地域における街頭補導などの少年非行防止活動や啓発活動を積極的に推進し、長年にわたる少年の健全育成への功績が認められた。駅周辺やまちなかでの見回りのほか、胎内駅の駐輪場での自転車の鍵かけの声がけや、パンフレット配布なども継続して行ってきた。

宮村さんは「これまでボランティアに携わってこられた皆さんの功績があり、このような表彰状をいただけた。昨今は青少年の心の笑顔が少なくなってきているが、家庭の笑顔が青少年の笑顔に、そして地域の笑顔へと繋がっていく。これからも警察と協力しながら活動を続けていきたい」と語った。

また、最近では外で子どもたちの姿を見かけなくなってきていると言い、子どもたちの活動の場が屋外から屋内へ、そしてインターネットの世界などに変化していることについても言及があった。

10年以上に渡って活動を続けられた理由として、宮澤さんと渡邊さんは「無理をしないこと。できる範囲で続けること」と共通の意を述べた。

表彰状を受け取る様子

表彰式後は新発田署渡辺署長から、感謝の意が延べられた

新発田警察署

 

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