【オール新潟ロケ】新潟の人・風土・文化の魅力が詰まった映画が完成&3月23日公開へ(再掲載)
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初回掲載:2024年3月8日
予告動画
3月23日、全編新潟を舞台に制作された映画が公開となる。
新潟で長年伝統文化の道を極める名人たちのドキュメンタリーと、夢に葛藤する若者たちのドラマが交錯する「ひまわりの夏..一振りの刀、一歩の舞い」だ。
本作の舞台は新潟。普段目にすることのない日本舞踊の家元と刀鍛冶の鍛錬の姿と言葉、そして4人の若者たちの夢への挑戦と葛藤を追う内容となっており、テーマとされる文化と人生との関係性を深く掘り下げている。
ドキュメンタリーシーンでは、昨年国の重要無形文化財となった日本舞踊の保持者として認定された市山七十郎氏と、佐渡で60年以上にわたり活動をしている刀鍛冶・新保基衡氏に密着。普段目にすることのできない舞台裏に迫る。
そしてダンサーの夢を絶たれてしまった大学生・可歩と、彼女をめぐる仲間たちとのドラマでは、絶望を壁を越える友情と夢の力を描き出す。
監督は、9月の「にいがた総おどり」、そして4月の伝統芸術の祭典「アートミックスジャパン」を立ち上げた能登剛史氏。文化を媒介に生きる人々の人生を、ドキュメンタリーとドラマを掛け合わせる手法で描き出す作風で、本作が三作品目となる。前作「EPISODE2」(2022)では国際ドキュメンタリー映画祭で高い評価を獲得している。
本作の大きな特徴の一つが、キャストはもとより、制作にも新潟でプロを目指す若者が多数参加している点にある。撮影、照明、音声、衣装、メイク、ポスターなど、重要なパートを担っており、作品にみずみずしい感性をもたらしている。
上映は3月23日(土)から一週間、新潟市民映画館シネウインドにて行われる。
今の新潟でしか作ることのできない、新潟の人、風土、文化がたっぷり詰まった1本を見逃すな。
【上映情報】
「ひまわりの夏..一振りの刀、一歩の舞い」
上映館:新潟市民映画館 シネ・ウインド(新潟市中央区八千代2-1-1 万代シテイ第2駐車場ビル)
上映日程:3月23日(土)~29日(金)※火曜定休
上映時間:14:45~16:15
(3/10から劇場ホームページと店頭でシートの事前予約可能)