【道の駅】燕三条地場産業振興センター(新潟県三条市)、道の駅としての来場者数が200万人を突破
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左から、燕市の鈴木力市長、200万人目の来場者となった古石朋子さんと古石清也さん
燕三条地場産業振興センター(新潟県三条市)は3月11日、道の駅としてオープンしてからの来場者数が200万人を超え、それを記念して同日に式典を行った。
燕三条地場産センターは、1986年に「新潟県県央地域地場産業振興センター」として設立し、1988年に本館の「メッセピア」が竣工。2015年11月には道の駅に登録され、翌年3月から道の駅としても運営されている。金属加工業が盛んな燕三条地域の企業を支援する一方で、旅行客向けには同地域の観光の拠点として人気が高い。
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式典での記念品贈呈の様子
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物産館の入口には200万人を祝う文字が
11日、200万人目の来場者となったのは、夫婦で来場した新潟市東区の古石清也さんと古石朋子さん。2人は「偶然、来る途中で予定を変更して寄り道した。そうしなければ、ちょうど200万人目にはなれなかったかもしれない」と驚きつつも笑顔を見せた。式典では、センターの理事長を務める燕市の鈴木力市長から2人へ花束と記念品が贈呈された。
「料理好き」だという清也さん。燕三条地場産センターについて「普段から燕三条の包丁を使っているが、今回は新しい包丁が欲しくて来た。藤次郎(藤次郎株式会社 新潟県燕市)の『ダマスカス』が第一候補だが、ほかも色々見たい。全部揃っているので、ここに来れば間違いないと思った」と話していた。
なお来場者数100万人突破は、道の駅としてのオープンから約3年半後の2019年10月。その後は感染症禍で一時的に落ち込んだものの、現在は回復しインバウンド需要も高く、2024年は年間30万人ほどの来場を見込むという。
【グーグルマップ 燕三条地場産業振興センター】