【Q3決算】サトウ食品(新潟市東区)が増収増益、主力のパックごはんが堅調 配当予想の修正も
サトウ食品株式会社(新潟市東区)は3月14日、2024年4月期第3四半期決算(連結)を発表した。
売上高は338億4,000万円(対前年同期比5.9%増)、営業利益は32億3,200万円(同43.4%増)、経常利益は35億2,700万円(同38.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は24億4,400万円(同39.1%増)となった(100万円未満切り捨て)。
主力である包装米飯製品の売上高は、191億5,800万円で前年同期比9.3%増と堅調。包装餅製品の売上高は、146億6,800万円で、こちらも前年同期比1.7%増となった。
利益面では、各種調達価格などの高騰を要因として製造原価の増加があったものの、生産性の向上とコスト削減による収益性の改善や商品価格の改定を実施し適正利益の確保に努めたことなどから、前年を上回る結果となった。
また同日、2024年4月期の期末配当予想の修正も発表。前回発表の1株あたり55円から、60円に修正した。
【関連リンク】
サトウ食品 IR情報
【関連記事】
【生産体制強化】「サトウのごはん」などパックご飯、年間4億食の生産体制へ サトウ食品(新潟市東区) (2024年2月7日)