警察官を名乗る男が新潟市東区の女性の自宅に訪れキャッシュカードを窃盗、現在捜査中
新潟東署は27日、特殊詐欺に類似する窃盗(職権盗)被害の届出を受け、捜査を進めている。
27日午後5時30分頃、警察官を名乗る男(20代から30代と見られている)が、新潟市東区に居住する被害者(80歳代、女性)の自宅に訪れ、「新潟市内で80歳の女性が200万円の詐欺に遭いました。お宅は大丈夫ですか。家に通帳はありますか」などど言って、被害者にキャッシュカードを取りに行かせ、キャッシュカード1枚を封筒に入れさせた。
さらに、封筒を封印するための印鑑をAさんに取りに行かせ、その隙にキャッシュカード1枚を別のカードとすり替えて盗んだ。不審に思った被害者が別居の親族に相談し、親族が110番通報した。被害金品はキャッシュカード1枚(現金約34万円払出し)。
新潟県警察本部は、「警察官が一般のお宅に訪問してキャッシュカードを出させるようなことは一切ないので、注意していただきたい」と特殊詐欺への注意と警戒を呼びかけている。