【「酒の陣」年に2回くらいやってもいいじゃない?】酒の陣(2024年3月8日午前の部)体験レポート
今年は新潟県内の酒蔵80蔵が出店。開催2日間を午前の部、午後の部の計4ブロックに分け、それぞれ4,000人の入場者で計1万6,000枚の前売りチケットを発売したが、開始から2日で完売。
県内外から集まる酒豪たちが目指すは、朱鷺メッセのにいがた酒の陣ブース!!最後尾は、柳都大橋のたもとにまで列は連なった。長蛇の列は、朱鷺メッセ入口から柳都大橋の付近まで続いていて、更に突風が吹いていて外での待ち時間が凄く辛かった。だけど、これから大好きな日本酒のことを考えると楽しみで仕方がなかった。
今年は、おちょこちゃんとゲット出来ました。昨年ちゃんと参加したのに手に入らなかった2023年のおちょこがないのが本当に悔しい。どれだけ「にいがた酒の陣」が好きかというと……
開会式が終わり、「拍手と乾杯」の一声でイベントスタート!!
魚沼小千谷で契約栽培した県外不出の酒造適合米品種「越淡麗」を100%使用。
新潟の酒は、昔から「淡麗辛口」と呼ばれてきた。「五百万石」という品種を酒造米として使ってきたからである。しかし最近の日本酒の潮流は、若者や女性にも楽しんで呑める「山田錦」を代表とする酒造米で甘目でフルーティーな日本酒である。
名前の通りめちゃ甘口でフルーティーでした。パッケージも女性向けで可愛い。こうした背景で、新潟県が育成した酒造米が「越淡麗」であり、新潟の代名詞、辛口淡麗の「五百万石」と「山田錦」を掛け合わせて育成されたのが「越淡麗」。新潟県も「越淡麗」という酒造米が出来てから「普通酒」~「大吟醸酒」に至るまで幅広く醸造できるようになった。
下越酒造の麒麟本醸造濃熟オールドは、10年以上寝かせた長期熟成酒。2015年燗酒コンテストの「特殊ぬる燗部門」で最高金賞を受賞。一般的な燗酒より一つ格上の日本酒となっている。
今代司酒造の「錦鯉」は持っているので、今回は「丹頂」7,700円(越淡麗を使用)を購入。飲んでもオブジェとして部屋に飾れるのがいい。
菊水酒造のふなぐち一番しぼりの缶と加島屋の帆立照焼醍醐味(クリームチーズあえ)、マイベストおつまみは、村上の鮭の酒びたし。これがあればいくらでも日本酒が呑める。
写真楽しそうでしょう?酒の陣は、楽しすぎるのです。年に一度の日本酒のフェスティバル。奇跡的にチケットが一番初の回(3月8日午前の部)が取れたことが幸せ。
キャッチコピー「話せばもっと好きになる。」酒と肴を席に持って吞んでいると色んな人が、陽気に声を掛けてくる。隣の方やいろいろな方と話しが出来て楽しかった。ノーマスクでの完全復活となった「にいがた酒の陣」。会場は、久しぶりの熱気と笑顔が溢れていた。終わったばかりだが、来年も酒の陣を楽しもうと思った。
(写真・文章 伊舞静華)
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