【労働災害の報告遅延】羽賀建設株式会社(新潟市西区)が労働安全衛生法違反の容疑で書類送検
新潟労働基準監督署は3月18日、羽賀建設株式会社(新潟市西区)および同社工事部門責任者を労働安全衛生法違反の疑いで、新潟地方検察庁に書類送検した。
2023年5月13日、新潟市中央区新光町の県庁行政庁舎屋上鉄骨改修工事において、羽賀建設の労働者が、作業中に左足を負傷する休業4日以上の労働災害が発生した。
労働安全衛生法では、労働者が労働災害によって死亡または4日以上休業したときは、遅滞なく、所轄の労働基準監督署長に労働災害の発生状況などを記載した労働者死傷病報告を提出することが規定されている。しかし羽賀建設は新潟労働基準監督署長に対し、労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかった疑いがもたれている。