新潟ジャズストリートが19日午後に開催
新潟市音楽文化会館でデューク・エリントンのパネル展示も
新潟市中央区の店やコンサート施設などをライブ会場(27会場)に、162組の出演者が様々なスタイルのジャズ演奏を繰り広げる「第33回新潟ジャズストリート」が19日午後始まる。主催は、NPO法人新潟ジャズストリート実行委員会、新潟市。終了時間は会場によって異なるが、遅い会場では午後11時まで行われる。料金は、全会場を自由に出入りできる「フリーパスチケット」が1000円。ドリンクはワンドリンク500円。
また新潟ジャズストリートの開催にあわせ、デューク・エリントンの当時の写真や資料などを紹介するパネルが、新潟市音楽文化会館(2階)で展示されている(下の写真)。こちらは午後9時まで。
新潟ジャズストリートのチラシによると、1964年6月、来日公演中だったデューク・エリントンは、16日に発生した新潟地震の惨状を聞き、次に予定していたハワイ公演をキャンセルして東京で「新潟地震救済資金募集・特別コンサート」を開催。全収益の96万円(現在の2000万円相当)を新潟市に寄贈した。2年後の5月、再び来日したデューク・エリントンに新潟市は「国際親善名誉市民」の称号を贈呈。1970年1月19日には、新潟公演も実現し、多くの新潟市民を感動させた。新潟ジャズストリートはデューク・エリントンの善意を後世に伝えながら、街の活性化につながることを願い、毎年1月と7月に開催している。