【コロナ禍を乗り越え、晴れ舞台へ】新潟医療福祉大学が卒業式・大学院修了式を朱鷺メッセで挙行
新潟医療福祉大学(新潟市北区)は3月19日、朱鷺メッセ(新潟市中央区)において、卒業式・大学院修了式を挙行した。式典には、13学科の学部卒業生1,042人、大学院修了生58人が参加した。
新潟医療福祉大学の西澤正豊学長は式辞で「卒業される皆さんには、他者を気遣う『利他の心』を発揮していただきたいと思います。新潟医療福祉大学は、将来的に皆さんが優れたQOLサポーターとして活躍できるよう、全力を挙げてサポートしてきました。今度はあなた方が種を蒔く番です。次の世代のために新たな種を蒔き続けてください」と卒業・修了する学生たちにメッセージを贈った。
卒業生による誓いの言葉では、理学療法学科の齋藤大河さんが卒業生代表として登壇し、「私たちの学生生活は新型コロナウイルスの影響で入学時から多くの制約を強いられ、試験や臨床実習、卒業研究など挫けそうな段階が多々ありました。そのような中でかけがえのない仲間と出会い、切磋琢磨をしてきました。そして、丁寧な指導をいただく中で様々な知識や技術を習得するだけでなく、連携することの大切さを身をもって経験し、人として大きく成長できたと感じております」と感謝の言葉を述べた。
式典終了後、卒業生である新潟医療福祉大学看護学科の学生に卒業した感想を問うと「入学式のときは(式典を)できなかったので、どうなるかなと思っていたんですけど、無事に卒業式を迎えられて良かったです」と笑顔で語った。続けて、学生生活で印象深かったことを問うと、「初めて同級生に会ったのがパソコンの画面上だったので、実際に初めて同級生と会った時はすごく緊張したのを覚えています」と振り返った。