新潟県、アルビレックス新潟、明治安田生命保険相互会社の3者が健康づくりのための連携協定締結
新潟県と株式会社アルビレックス新潟、そしてJリーグタイトルパートナーである明治安田生命保険相互会社の3者は28日、県民の健康づくりや健康寿命の延伸などを目的とした連携協定を締結した。
締結式には、新潟県の米澤朋通副知事、アルビレックス新潟の中野幸夫代表取締役社長、明治安田生命新潟支店の加見英之支店長と長岡支店の中村朝啓支店長が参加した。
県ではこれまで、健康寿命の延伸を目指した「ヘルスプロモーションプロジェクト」を進めており、米澤副知事は「(この協定で)特に運動に関する具体的な取組みを強化し、県民の生活の中に運動習慣を取り入れてもらうことができれば」と話す。今後はアルビレックスと明治安田生命が持つノウハウの活用や、ネームバリューでこの取組みの周知を広げていきたい考えだ。
アルビレックス新潟の中野社長は「2019年に県内全市町村がホームタウンとなり、全県から声援を賜っている。『健康』というのは、全ての人に共通する崇高なテーマ。(県民へ)日頃の恩返しの機会として活動を進めていきたい」と語る。
明治安田生命では歩数の計測や共有が可能な「Jリーグウォーキングアプリ」をリリースしているが、このアプリを利用して、クラブ対抗でサポーターの歩数を競う取組みを実施している。アルビレックス新潟は現在この戦いで57クラブ中1位となっており、中野社長は「今後の連携にも繋げ、1位を譲ることがないようにしたい」と意気込んだ。
6月13日にはこの取組みに関連して、デンカビックスワン周辺を回るウォーキングイベントをか開催する。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、選手も参加するイベントは当分未定であるが、アルビレックスファンにとっては今後の展開が注目される。