全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部会議がオンラインで開催
全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部会議がオンラインで開催され、新潟県の花角英世知事が県庁災害対策本部会議から出席した。
ワクチン接種について「新型コロナを克服する最大の切り札である。最大限スピードアップを図りたい」とし、そのための人材確保策として「新潟県独自にワクチン接種業務に従事可能な医師や看護師を取りまとめ、広域的な人材のマッチングを行なって市町村の人材確保を支援している」と紹介していた。なお花角知事によると、これまでところ医師200人弱、看護師250人弱の方に登録していただき、約140件マッチングしているという。
一方、県内で6月中旬にも高齢者向けワクチン接種が終了する自治体が出てくるという。こうした中、花角知事は「(この会議の議題でもある)緊急提言にも盛り込まれ、多くの知事も仰っているが、(高齢者への優先接種を完了した市町村から順次基礎疾患を有する人への接種に円滑に移行できるよう)7月以降のワクチンの供給スケジュールを早急に示していただきた」と要望していた。