【ホーム開幕戦】オイシックス新潟アルビレックス、ハードオフエコスタジアムで今季初開催、試合は手に汗握る展開に(動画あり)

2024年からNPB(日本野球機構)のプロ野球イースタンリーグに参加しているオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(以下オイシックス新潟)は3月23日、新潟市江南区のハードオフエコスタジアム新潟において、リーグ参入後初の公式主催試合を迎えた。

初のホーム開催でイースタンリーグ公式戦が戦われた

開場を待ちかねたファンが列をなした

この日はあいにくの雨で客足は鈍かったものの、それでもホーム側のスタンドはファンで埋まり、新潟県民の野球熱の高さがうかがい知れた。

試合開始前のセレモニーでは池田球団社長が登場し「NPBの舞台で戦うことは球団創設以来の夢でした。その夢がかなえられたのはスポンサーやファンなど支えていただいた皆様のおかげ。これからも困難は待っていると思いますが、熱い声援をよろしくお願いします」と詰めかけた観客に万感の思いを伝えた。続いてオイシックス新潟後援会長・塚田一郎衆院議員が挨拶、中原八一新潟市長らがホーム開幕戦開催の祝辞を送った。

試合前のセレモニーでは、池田拓史オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ社長が挨拶「夢がかないました」

中原八一新潟市長は「熱い戦いを期待します」とエールを

アルビレックス・チアリーダーズ

選手紹介では、日ハムや巨人で活躍した陽岱鋼選手の姿も

ここまで公式戦5戦を戦い、開幕から4連敗とプロの壁に当たったオイシックス新潟だが、21日の西武戦で待望のリーグ初勝利。勢いを駆って、この日ホーム新潟に迎えたのは楽天イーグルス。オイシックス新潟の先発は、広島時代の2017年に15勝を挙げ最高勝率のタイトルを獲得したこともある薮田和樹。制球に苦しむ中、2回にヒットと四球からピンチを作り2点の先制を許す展開に。一方で打線は相手が繰り出す投手リレーを攻めあぐねたが、土壇場の9回に連打で1点を返した後、2番の田中がセンターに犠牲フライで同点。なおも満塁のチャンスをつくったが、ここではあと1本が出なかった。結局延長11回を戦い2-2の引き分け。手に汗握る熱戦に新潟のファンも大いに沸いた。

オイシックス新潟の先発は、広島時代にエース格だった薮田投手

阪神時代にセリーグ新人王に輝いた高山外野手の打撃

悪コンディションで再三の試合中断に見舞われた

 

【関連記事】

【野球の面白さや楽しさを伝えていきたい】オイシックス新潟アルビレックスBCのNPB2軍参入が正式決定(2023年11月22日)

,

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓