【学生支援などへ活用】岩塚製菓(新潟県長岡市)が長岡技術科学大学へ寄附金贈呈、槇COO「大学が元気になれば、地元長岡が元気になれる」

岩塚製菓の槇大介代表取締役社長COO(写真左)と長岡技術科学大学の鎌土重晴学長(写真右)

岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)は3月22日、長岡技術科学大学が2026年で開学50周年を迎えるにあたり、同学へ200万円を寄付した。寄附金は今後、学生の留学支援や構内の交流スペースの整備に用いられる。

岩塚製菓と長岡技科大ではこれまでにも、共同研究を実施。微生物を活用し、米菓の製造過程で排出される米の研ぎ汁などから堆肥を生成して米づくりへ役立てる、資源循環の計画へともに取り組んでいる。

目録贈呈の様子

岩塚製菓の槇大介代表取締役社長COO

長岡技術科学大学の鎌土重晴学長

岩塚製菓では今回、長岡技科大が50周年へ向けて取り組む記念事業へ賛同し寄付を実施。22日昼、槇大介代表取締役社長COOが同学を訪問し、鎌土重晴学長へ目録を贈呈した。槇COOは「地元長岡の大学が元気になれば、長岡そのものが元気になれる。地元の活性化へつながるのが一番」と話す。

また、連携について「(長岡技科大には)我々には分からない専門的な部分を研究していただける。また距離的にも近いため、様々な交流ができる点が心強い。企業と大学の連携で、社会の課題を解決していければ」(槇COO)と語った。

鎌土学長によると、寄附金は学生の留学や留学生の支援に充てていく。また、「現状、本学には企業関係者など外部の方や父兄の寛げる場所がない。本学の取り組む研究開発などを見学できたり、交流会やディスカッションのできるようなスペースを整備するために寄附金を活用していきたい」という。

長岡技術科学大学

 

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