糸魚川市議会定例会の本会議最終日に米田徹市長が職員逮捕などについて陳謝
新潟県糸魚川市の令和3年第3回糸魚川市議会定例会の本会議最終日が1日開かれ、糸魚川市の米田徹市長が最後に行政報告を行った。冒頭、「職員の逮捕、起訴に加え、会期中の副市長の答弁をめぐり、市民の皆様をはじめ、議会の皆様にも大変ご迷惑をお掛けいたしましたことに対しまして、改めてお詫び申し上げます」と陳謝した。
また、新型コロナウイルスワクチン接種について、「64歳以下の方の接種券については、6月30日から基礎疾患を持つ方から順次発送するとともに、同日に60歳以上64歳以下の方に発送した。今後、段階的に発送し、7月中には16歳以上の方の接種券発送を行い、接種を進めていく予定だ」と話した。
糸魚川市における全国高等学校総合体育大会相撲競技大会への対応として、市民で大会運営にかかわる役員・高校生のうち、選手およびマスクを外して競技する選手と密接に関わる人で、希望する人に大会開催までにワクチン接種を行う。
なお、「6月30日現在、65歳以上の人の接種率は、1回目が65%、2回目が25%となっており、少しでも早い接種完了を目標に、引き続き医師会や医療関係者と連携しながら進めていく」と話した。
一方、令和2年国勢調査人口の速報値については、6月25日に発表された国の速報によると、同市の人口は4万778人、世帯数は1万6,459世帯となっている。前回、平成27年調査との比較では、人口で3,384人、7.7%減、世帯で240世帯、1.4%減となっており、人口減少が進んでいることから、地方創生総合戦略や現在策定中の第3次総合計画において、人口減少対策に取り組む方針。