新潟県議会、第99代県議会議長に選出された佐藤純氏と県議会副議長に選出された小島隆氏が会見

第99代県議会議長に就任した佐藤純氏(左)と、県議会副議長に就任した小島隆氏(右)

5日に開かれた新潟県議会本会議で第99代県議会議長に選出された佐藤純氏が本会議終了後、会見を開き、「県政の諸課題、公平公正で活発な議論をきちんと行うべく、職務を遂行したいと思う。より県議会を身近に感じていただく役目を担わせていただきたい」と抱負を語った。また県議会副議長に選出された小島隆氏もこの会見に出席し、「議長をできるだけ補佐し、県政の発展に勤めて参る。身近な県政の実現に副議長の立場として尽力したいと思う」と抱負を述べた。

県議会として喫緊に取り組まなければならない問題について、両氏とも、新型コロナウイルス感染症の当面の対策、ウィズコロナ・アフターコロナにおける経済対策を挙げた。小島氏は、「ウィズコロナ・アフターコロナをどのように新潟の地にプラスにしていくかということ」などと話していた。また、3日に静岡県熱海市で発生した土石流災害により多くの犠牲者が出ていることから、小島氏は「防災についても注意していきたいと思っている」と話した。

一方、地方議会に親しみがない人が多くいると指摘されている。こうした中、「昨年学生の方々とウェブで討論会をする機会があったが、これからもできる限り私自身が足を運び、若い方がどのように感じているのかをお聞きしたい。厳しい意見もあると思うが真摯に受け止め、委員一人一人がその意見と向き合い自分の政策に反映していく必要がある」(佐藤氏)と話していた。

佐藤純氏(51歳)は、平成5年3月に明海大学外国語学部を卒業。所属党会派は自民党。平成15年4月から現在まで新潟県議会員に5回当選している。

小島隆氏(73歳)は、昭和45年3月に慶應義塾大学経済学部を卒業。所属党会派は自民党。平成19年4月から現在まで新潟県議会議員に4回当選している。

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