マルタスギヨ株式会社(新潟市北区)が雪室で酒粕を熟成させたこだわりの「数の子わさび〜極み〜」を4月から販売
マルタスギヨ株式会社(本社:新潟市北区)は、新潟の天然雪を使った「雪室」で酒粕を熟成させたこだわりの「数の子わさび〜極み〜」を4月より販売を開始した。
「新潟生まれの山海漬のおいしさを、もっと全国に広めたい!」という同社の想いを込め、マルタスギヨではこれまでにない数の子わさびを開発した。味の決め手の酒粕は、雪国に古くから伝わる天然雪を使った食品保存庫「雪室」にて熟成。電源のオンオフを繰り返して低温を保つ冷蔵庫に比べて、安定した環境で低温が保たれる雪室で熟成した酒粕は、まろやかな味わいに仕上がる。
材料にもこだわり、新潟銘酒の酒粕のみを使用し、大根・きゅうり・茎わさびも国産原料のみを選定。数の子も通常品と比べ10%以上増量した。このように雪室という新潟の自然の恵みとマルタスギヨの技術の粋を融合してできたものが「数の子わさび~極み~」なのである。
数の子と大根、きゅうり、わさび茎を酒粕で和えた「山海漬」は、実は新潟生まれの漬物。 書籍「新潟のつけもの50年のあゆみ」によれば、「山海漬」の誕生は昭和10年頃とされており、今でこそ全国で知られていますが、もとは新潟発の郷土の味であり、新潟の漬物の名を高め、全国に広めた立役者的存在として紹介されている。
山の幸、海の幸に恵まれた新潟で誕生した「山海漬」を、マルタスギヨでは長年「数の子わさび」という分かりやすい商品名で販売している。山海漬の市場規模は、矢野経済研究所の推計のよれば36億6,300万円といわれ、その46%ほどのシェアをマルタスギヨが獲得しており、調査が行われた2014年~2018年に渡りシェアトップを維持している。
県外への移動の自粛をはじめ、コロナ禍のもとで地元への意識は高まっている。しかし、「新潟の食」で紹介される食べ物の中に、新潟生まれの「山海漬」が紹介されることはほとんどない。「山海漬」は、山の幸、海の幸と、全国に誇る酒文化があったからこそ生まれた、新潟の誇りの漬物。「郷土ならではの味わいを新潟県民はじめ、全国の方々に知っていただきたい」そんな同社の想いを込めて作った特別な数の子わさびは、近づく6月20日の父の日やお中元の贈り物としてもふさわしい、酒どころ新潟ならではの味わいとなっている。
「数の子わさび〜極み〜」は、内容量180gを参考価格398円で販売中。
【関連リンク】
マルタスギヨ株式会社
https://www.marutafoods.co.jp/