山崎金属工業株式会社(新潟県燕市)が「スープ専用スプーン」開発、7日からクラウドファンディングサイトで取扱開始

2種類の『スープ賢人』

山崎金属工業株式会社(新潟県燕市)は7日9時より、クラウドファンディングサイト「Makuake」(購入ページは同日に公開)で、スープ専用スプーン『スープ賢人』の応援購入を開始する。

山崎金属工業は1918年に創業。高品質な洋食器の製造で知られ、1991年のノーベル賞創設90周年記念晩餐会で使用されたカトラリーの製作にも関わった。

その山崎金属工業が今回送り出すのが、同社が「スプーン初」と謳う人間生活工学認証取得した2種類のスープ専用スプーン。健康志向の高まりや家事の時短化などから具沢山スープの需要が増加する中で、東京都立産業技術研究センターと人間生活工学研究センターの協力を得て、スープを食べる人の動作を徹底的に研究してデザインしたという。

人間工学に基づいたデザインの『スプーン賢人』

『スープ賢人』R45(写真左)とES6(写真右)

2種類はどちらも、スープと具材を乗せたスプーンが顔の正面から45度の、口へ入りやすい角度で使えるヘッドデザインに設計。また、細くすぼまったシャープな持ち手は、深い器からしっかりと中身を掬うためのデザインとなっている。

『スープ賢人』R45は葉っぱのようなデザインが特徴であり、左右非対称大きく張り出した直線と、より唇にフィットしやすい立体形状となっている。また、食べた後スプーンの底にスープや具材が残りにくい設計だ。一方、『スープ賢人』ES6は、六角形のデザインが特徴の左右両利き用スプーン。スープが具材と共に多めに掬えることが特徴となる。

また、食用に適さない古米等の廃棄米を素材にしたスプーンの持ち運びケースを同時開発。持続可能社会実現に向け、「マイスプーン」推進にも取り組んでいくという。

同時開発の持ち運びケース

 

【関連リンク】
山崎金属工業株式会社 スプーン賢人 特設サイト

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