株式会社僖成(東京都)が佐渡のアカモクを練り込んだうどんを提供する「佐渡うどん蒼囲(あおい)」を新潟県佐渡市内に25日オープン

佐渡うどん(せいろ)、かき揚げ、ずわい蟹の前菜などのセット

株式会社僖成(東京都港区)は、大型の海藻・佐渡アカモクを練り込んだうどんを提供する「佐渡うどん蒼囲(あおい)」を新潟県佐渡市に25日オープンする。佐渡市の佐渡雇用拡充補助金を活用しての出店で、同社にとって東京都以外の出店は初となる。

僖成は東京都内で日本料理店を中心に直営7店舗を展開しているが、今回の佐渡への出店で、佐渡の食材を東京の店舗へも流通させ、他店と差別化できる新たな地方創生を目的としたビジネスモデルの確立を目指すという。

「佐渡うどん蒼囲」は旧農家の古民家を改装した店舗で、昔ながらの建築様式や広々とした店内で、畳のきしむ音や古民家の香り、大広間から見える田んぼなど、佐渡の日常風景の中で食事ができるのが特徴だという。

料理は佐渡うどんやかき揚げ、南蛮海老ごはん、佐渡ずわい蟹の前菜盛りなど、地元の魚介を使った料理を中心にその時季の佐渡の美味しいものを提供するというコンセプトだ。

また、佐渡海鮮丼や佐渡魚介の麹づけなど、佐渡の食材を地元加工業者と協力して作りあげる土産店「佐渡商店」も併設する。

同社の広報担当者は「仕事の関係で佐渡を訪問し、歴史や海鮮の食に感動し、魅力を覚えたのが出店のきっかけ。東京へ食材を送ることで、差別化にもなる」と話していた。

 

【グーグルマップ 佐渡うどん蒼囲】

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