株式会社ベジ・アビオ(新潟市北区)と株式会社古町糀製作所(新潟市中央区)が共同開発した糀ドリンク「とマとマとマと スムージー」を夏季限定で販売

「とマとマとマと スムージー」

NSGグループ内企業の株式会社ベジ・アビオ(新潟市北区)と株式会社古町糀製作所(新潟市中央区)は、共同開発した糀ドリンク「とマとマとマと スムージー」を7月10日より古町糀製造所古町本店にて夏季限定販売を行う。価格は600円(税込)。糀と高糖度トマトをミックスして作られたスムージー。甘みは糀とトマトによるもので、砂糖は一切使用していないという。

また、スムージーだけでなくトッピングのホイップにも入っているという「糀」が腸内の善玉菌を増やすことで腸内環境の改善に寄与するほか、ビタミン類の生成により美肌効果もあることが知られているという。

ベジ・アビオでは、糖度10度を超える高糖度トマト「とマとマとマと」の生産・販売を行っている。年間生産量は約20トンだが、そのうちの約5%は傷や奇形、やわらかいトマトが発生する。高糖度で味は変わらないものの、規格外品として正規の価格で販売できず、特にやわらかいトマトは市場にも出せないため一部を廃棄していた。

苦労して育てて収穫した高糖度のトマトを、美味しく食べられる状態にあるにも関わらず捨ててしまうのはもったいないだけではなく、作り手としても悲しいことーー。こうしたフードロス防止の観点から、ベジ・アビオでは今年度より、販売できなかった規格外品のトマトの冷凍保存を行っている。この規格外品の冷凍トマトを使用し、同じNSGグループ内企業である古町糀製造所と「とマとマとマと スムージー」を開発した。

ベジ・アビオでは今後も、冷凍トマトの加工による活用方法を模索し、トマトを捨てることなく、少しでも多くの人に食べてもらえるよう働きかけを行っていくという。

株式会社古町糀製造所の小畑宏樹さん(左)、株式会社ベジ・アビオの山崎瑶樹さん(右)

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