新潟県産原料使用の醤油とワイン蔵がコラボした赤ワイン熟成樽仕込み醤油が11月に発売
株式会社ホクショク(長岡市)は11月中旬をめどに、カーブドッチワイナリー(新潟市西蒲区)とコラボした赤ワイン熟成樽仕込みの醤油「2021年ワイン樽熟成しょうゆ」を数量限定で生産、販売する。
「2021年ワイン樽熟成しょうゆ」には、同社の看板商品である新潟県産醤油「郷土の実り」を使用。新潟県産大豆「エンレイ」と県産小麦「ゆきちから」を使用した醤油で、味や成分調整を行わず天然醸造しているのが特徴だ。醤油は味の安定が求められる調味料でありながら、「郷土の実り」はワインのように毎年の風味の変化を楽しめるという特徴が、健康志向の主婦層を中心に話題となっている。
「2021年ワイン樽熟成しょうゆ」は、「製造年による味の変化が楽しめるワインのように、ワイン樽で醤油を熟成してみたらどうか」という社員のアイデアから生まれたもので、これにカーブドッチが賛同し、数量限定で2年連続の生産となった。昨年販売した際には早期完売となり、要望の声が多数届いたことも今年の販売につながっている。
同製品は「郷土の実り」2019年仕込みをカーブドッチの熟成オーク樽で7ヶ月熟成。さらにミリュ・ルージュ2019を10%ブレンドすることで、農業県新潟らしい、ふくよかな旨味とアロマをまとう醤油に仕上がっている。750mlワインボトルに充填しコルク打栓。エチケットもワイン仕様にし、装丁にもこだわっている。
1回の製造数はワインボトル150本未満と少なく、現在は事前予約でほぼ完売となっているが、11月中旬以降Web販売ならびに取引商店での販売を予定している。
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