佐渡観光交流機構が世界農業遺産(GIAHS)10周年を記念して「SADO-SOUNDベンチャー」をリリース。櫻坂46の森田ひかるさんと新感覚の音響体験Sound AR(TM)で佐渡の聖地を冒険
佐渡観光交流機構(新潟県佐渡市)は29日、スマートフォン専用音声ガイドARコンテンツ「SADO SOUND ベンチャー」をリリースする。
SADO SOUND ベンチャーは株式会社フェザンレーヴ(東京都)と協力し、佐渡市を舞台にソニー株式会社のSound AR(TM)アプリ「Locatone(TM)(ロケトーン)」を活用した独自の観光コンテンツ。スマートフォンとLocatoneアプリを用いて、世界農業遺産(GIAHS)認定を受けた佐渡の「聖地」を冒険。新たな旅~アドベンチャーツーリズム~と、新感覚の音響体験ができる。
ソニー独自の360立体音響技術や身体の動作と連動して音を出せるモーションサウンド技術など最新技術を駆使し、現実世界と仮想世界の音が混ざり合う新感覚の音響体験を楽しめるのも特徴だ。
今回のリリースは、平成23年に島全体が「トキと共生する佐渡の里山」として世界農業遺産(GIAHS)に認定されて今年で10周年を迎えたことを記念したもの。併せて令和3年度事業で官公庁から採択された「GIAHS世界農業遺産から培った佐渡の食文化(酒・食)DX化(デジタルトランスフォーメーション化)事業」における取り組みでもある。
さらに、観光DXを具現化し、コロナ禍においても密を避けられるソーシャルディスタンスが可能な企画として、今後の佐渡市における新たな旅の可能性を探る実証実験としての意義も兼ねている。
ナビゲーターとして声の出演をするのは、櫻坂46のセンターを務める森田ひかるさん。世界農業遺産(GIAHS)認定された佐渡にまつわる魅力的な人にフォーカスしながら、 世界農業遺産(GIAHS)と関連性の高い聖地を楽しみながら巡ることができる。
サービス提供期間は来年2月28日までで、利用料金は無料。
利用にあたっては、App Store(Apple)またはGoogle Playストアから、Locatoneアプリをダウンロードする必要があるLocatoneアプリ上で「SADO-SOUNDベンチャー」を選択し、 事前に「ダウンロードする」からデータをダウンロードすることで利用できる。