ICT、AI、ロボットを活用した児童発達支援・放課後等デイサービス「Pastel Color」が新潟市東区にオープン

新潟市東区にオープンした障害児通所支援事業所「Pastel Color」

児童発達支援・放課後等デイサービス「Pastel Color」が1日、新潟市から認可され同市東区にオープンした。

Pastel Colorの最大の特徴は、障害児通所支援事業所(通称・療育施設)向けICTアプリを開発する株式会社Ecold(大阪市、エコルド)が開業などの支援を行ない、子どもの支援に活用するICT(情報通信技術)、AI(人工知能)、ロボットなどを導入したことだ。

具体的には、エコルドが「二次障害にさせない社会づくり」をビジョンに発達障害、知的障害の乳幼児期からの早期発見、早期療育の予後の効果に着目した専門性の高い療育を提供することを目的に開発したアプリや、現場で働く保育士などの業務改善・生産性を最大化させるためのクラウドシステム「EcodLINK」を導入している。

これらのシステムを活用する児童発達支援・放課後等デイサービスは甲信越地方初となる。

PastelColorを運営する合同会社大庭(新潟市中央区)の大庭彰彦代表は、「私たちが導入する療育モデルは、子どもたちが大人になる20年後を見据えた教育・療育です。IT、ICTを導入した療育と私の原体験を掛け合わせ、甲信越地方のモデルとなる得る先端的な療育施設を目指します」と話す。

現在、利用者を随時募集しているが、想定より早いペースで申し込みが増えているという。見学も受け付け中だ。

 

◎児童発達支援・放課後等デイサービス「PastelColor」

住所 新潟市東区粟山2-1-6
電話 025-384-4087

ICTは子どもたちが大人になるころには使うのが当たり前になるという

ロボットと療育は非常に親和性が高く、表情や仕草の情報で情報過多になってしまう子どもに効果的にコミュニケーションが取れるという効果もある

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