株式会社シエナホームデザイン(新潟市中央区)が高断熱を実現させた省エネのモデルハウスを公開、一般公開は25日から
株式会社シエナホームデザインは15日、新潟市東区下木戸に建築した国内最高水準の省エネ住宅のモデルハウスを報道関係者向けに公開した。高い気密性をほこり、自然エネルギーを活用したモデルハウス内は家中がむらなく温まっているのを体感できる。25日と26日の両日、一般向けに「モデルハウス完成見学および販売会」が開催されるという。
気密性を高めることにこだわって建築されたモデルハウスは、断熱性能において国が定める最高等級の2倍相当を実現。断熱材へのこだわりだけでなく、配管穴や配線周りのコーキング(樹脂などで隙間を埋める作業)を行うなど、徹底した施工を行っている。また、地中熱や排熱など自然エネルギーを最大限に有効活用しており、熱効率を極限まで高めている工夫がなされている。
6畳用エアコン1台だけで家中を全館暖房ができる超効率的な省エネ住宅となっており、北陸地方の1ヵ月あたりの平均光熱費(水道除く)20,000円をほぼ半減させる、約10,500円にまで抑えることができ、さらにCO2排出量の低減も実現するという。2018年に新潟県内5社が参加し発足した省エネ住宅研究会の「家学塾(新潟支部)」にて研究・実践された技術を使用して建築が実現した。
シエナホームデザインの藤崎代表取締役は、「家全体で切手1枚ほどの隙間しかないほど気密性にこだわっている。住宅建築に関わった大工さんや電気設備業者など作り手が気密性の重要さを認識してもらい完成した。省エネでかつ家全体が温かいのを、ぜひ来てもらって体感してほしい」と語った。
「モデルハウス完成見学会および販売会」の申し込みはWEBサイトかまたは、電話(025-378-8672)にて受け付けている。
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