新潟県長岡市に4月5日オープンするコワーキング&シェアスペース「ゆるり屋」が内覧会を開催
新潟県長岡市に4月5日オープンするコワーキング&シェアスペース「ゆるり屋」が26日、報道陣向けに内覧会を開催した。
「ゆるり屋」は一軒家という特徴を活かした和室や土間のあるコワーキング&シェアスペースがあるほか、2階には8人まで入られる会議室や、個室ブース全4室を用意している。また、スタッフ常駐のため、レンタルオフィス利用者、月額利用者、住所利用者を対象に荷物受け取りサービスも行っている。
利用料金はドロップインで、1時間500円、3時間1,000円、1日3,000円、月額利用は1万円(すべて税込み)。
店名の「ゆるり屋」の「ゆるり」には、気軽にふらっと立ち寄りたくなる場所、ゆるやかな雰囲気の中で快適に仕事や作業ができる「サードプレイス」にしたいという村山祥恵店主の思いが込められている。
テレワークの広がりで長岡市内にサテライトオフィスを開設する首都圏企業が増えている一方、長岡市内にはテレワークなどに活用できない古い空き物件が多くある。
こうした中、長岡市はサテライトオフィス誘致やテレワーク推進のため、空き物件の魅力あるオフィスへのリノベーションを支援する「テレワーク対応型賃貸用オフィスリノベーション補助金」を今年度創設した。この補助金の採択第1号であるコワーキング&シェアスペース「ゆるり屋」がこのたびオープンする運びとなった。
村山店主は、「長岡駅から近いということと、一軒家という特徴を活かして、気軽に寄ってもらえるようなアットホームな雰囲気の場所になっている。フリーチョコレートやおすすめの絵本も置いているので、仕事だけではなく、趣味の場所にも利用してもらいたい。自宅でも職場でもないサードプレイスとしての立よりどころになっていきたい」と話していた。