ユニフォームを販売する株式会社ことりや（新潟市中央区）がオーダースーツ事業に進出、４月５日から新店舗オープン

事業所向けユニフォームや祭用品の販売を行う株式会社ことりや（新潟市中央区）が、新事業としてオーダースーツの販売に参入すると発表した。４月５日より新店舗にて「オーダースーツサロンことりや」をオープンする。

同社は中央区万代の既存店舗の一部を改装し、オーダースーツ専用のスペースを開設。セレクトできる生地は５００種類以上を用意し、縫製は国内で行う（海外縫製も選択可能）。また、県内ではめずらしい女性用のオーダースーツの販売も行い、女性スタッフによる採寸で対応する。来店は完全予約制とし、丁寧なマンツーマン接客でお客満足度を高めていくという。

１９６６年創業のことりやは、創業以来ユニフォームや祭用品の販売に特化して事業を展開。新型コロナウイルスの影響によるイベント中止で、祭用品の販売に打撃を受けたことで新事業を模索し、オーダースーツ事業への進出を決断した。オーダースーツについては、これまでも個別で注文を受けてきたことがあったといい、また既存事業での採寸のノウハウなどを有効活用できると判断したという。

「オーダースーツサロンことりや」のオーダースーツ事業責任者の梶原圭一郎営業部長

オーダースーツ事業責任者の梶原圭一郎営業部長は、「オーダースーツと言えど体に合う感覚は人それぞれ違う。お客様の好みのサイズ感に合わせるため、じっくりヒアリングを行いコミュニケーションをとって仕立てていく。スーツにこだわりを持つ人だけでなく、今までオーダースーツを作ったことがない若い人にも広げていきたい」と話した。

オーダースーツ事業の販売目標は、初年度の販売数を２００着（売上高１，０００万円）とし、３年以内には販売数を年間６００着（売上高３，０００万円）に設定。既存事業と併せて、経営の安定化とさらなる成長を目指していくという。

なお「オーダースーツサロンことりや」はオープン日の４月５日から６月末日までの間、オープンセールを実施する。オーダースーツ２着目半額や、１着のみの場合でも２０％割引されるサービスなど。来店の予約はホームページ予約サイトまはた無料通信アプリLINEで受け付ける。