「お休み処 心月輪」(新潟県出雲崎町)が指定管理者を新たにしてオープン、今後は子ども食堂なども実施

「お休み処 心月輪」(新潟県出雲崎町)が4月から指定管理者に株式会社イドム(新潟市西区)を迎え、15日から再スタートした。今後は地域のコミュニティ施設としての役割も拡充し、子ども食堂の取り組みなども行っていくという。

心月輪は出雲崎町の高台に位置し、同町出身の禅僧・良寛に関する史料を集めた良寛記念館に隣接。近隣には日本海を一望する展望広場ほか、高台を降りた先には道の駅「越後出雲崎 天領の里」などの観光施設が存在する。

4月から心月輪の指定管理者となったイドムは、自治体から施設の管理運営や、スクールバス、給食配膳車などの運行管理、高齢者施設などの給食業務などを請け負う企業。心月輪では3月まで飲食の提供をメインとしていたが、今後は休憩所としての機能をさらに拡充させるほか、イドムのこれまでの事業のノウハウも活用。子ども食堂なども実施しながら、地域のコミュニティ施設として成長させていく。

施設内の様子

お土産コーナーも展示を拡充した

子ども食堂「ふれあい食堂挑夢」は月に1回から2回ほど実施していく予定で、子ども100円、大人300円で食事を提供する。イドム食事本部の小熊亜紀子課長は「これまで、なかなか町民が活用することは少なかったと思う。(町の休憩所としての機能に立ち返り)小さいお子さんから、その両親、祖父母まで、老若男女が気軽に来てもらい、地域の交流の場所となるようにこれから企画していきたい」と話す。

また、今回の再スタートを記念し、土曜日・日曜日やゴールデンウィーク期間にはオープニングイベントを実施。地元名物の「良寛ソフト」の巻き体験や魚の解体ショーなど家族で楽しむイベントを中心に開催する。

「お休み処 心月輪」外観

【グーグルマップ 「お休み処 心月輪」】

近隣の展望広場より
取材時は雨天となったが、晴れの日には佐渡島を望むこともできる

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