新潟県三条市にある市街地拠点施設TREE内に5月1日、古着屋「gypso(ジプソ)」がオープン

新潟県三条市にある市街地拠点施設TREEの2階に5月1日、古着屋「gypso(ジプソ)」がオープンする。運営するのは、TREEでアルバイトをしている菅野加奈さん(25歳)。アルバイトとしてTREEに勤務している菅野さんは、「ーノ木戸商店街で古着屋さんをやりたい」とTREEに相談。TREEでは少しでも若者の力になりたいという想いで、備品倉庫となっていたTREE2階を自分たちで改装し、古着屋にすることにした。

ジプソでは、菅野さん自身と同世代の20代をメインの顧客層に想定していて、消費者の欲しいものを聞きながら商品を仕入れて、一緒に店を作っていきたいという。

菅野さんは、「アメリカ古着、雑貨、ヴィンテージの花瓶などを取り買っている。 気軽にみんなが遊びに来れるスペースになればいいと思っている」と話していた。

今後については、ECサイトで販売していくことも計画している。

なお古着市場については、サステナブルなファッションを追求しているZ世代の影響もあり急成長している。

またTREE取締役の今井将智氏は、「TREEは5年前にでき、商店街を活性化することと、コミュニティをしっかりと作っていくということに注力してきた。商店街を盛り上げる部分では若い菅野さんが今回古着屋をオープンし、これからもっともっと商店街が盛り上がっていくことが期待できる。また(新店舗オープンを機に)下の子たちの中で商店街をもっともっと活性化したい人を輩出していきたい。コミュニティに関しては、新しいお客さんも増えるし、既存のお客様も飽きずに来ていただけると思う」と話していた。

TREEは2017年4月、大正時代に建てられたレンガ造りの銭湯の建物と、町家造りで米屋の建物を活用し、三条市の一ノ木戸商店街の一角にオープン。以来、若者たちが商店街に集まるようになり注目を集めている。

【関連サイト】
ジプソ インスタグラム

菅野加奈さん

店内の様子

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