株式会社良寛(新潟県出雲崎町)と弥彦村のクラフト麦酒工房が、「良寛コーヒーソフト」の原料を用いたクラフトビールを発売
「良寛牛乳」などを販売する株式会社良寛(新潟県出雲崎町)とクラフト麦酒工房の弥彦ブリューイング(新潟県弥彦村)はこのほど、「良寛コーヒーソフト」の原料であるコーヒー抽出液を用いた「クラフトコーヒービール」を共同開発し、23日から県内の道の駅で販売を開始した。内容量は330ミリリットル、希望小売価格は880円(税込)。
弥彦ブリューイングは2019年創業のクラフトビール工房。弥彦村の老舗酒販店の酒屋やよいを母体とし、地元新潟県産の農産物を使った特徴的なクラフトビールをリリースしつづけている。
良寛は出雲崎町に根差した乳業メーカーとして、地元の生産者とともに地域を盛り立てている弥彦ブリューイングに共感。2021年末ころに共同での商品開発を持ちかけたという。
新たに発売したクラフトコーヒービール「良寛コーヒーセゾン」は、弥彦ブリューイングのこだわりぬいた製法と、良寛コーヒーソフトの原料である良寛秘伝のコーヒー抽出液を用いて開発。開栓の瞬間から「ホップとコーヒーが見事に調和した香り」が鼻腔を突き抜けていく快感が味わえるような、ほかのビールとはまったく異なる品であることを実感させる出来であるという。
同商品は1日より酒屋やよいで販売を開始し、23日からは、禅僧・良寛ゆかりの土地にある道の駅 良寛の里わしま(新潟県長岡市)と、同日にリニューアルオープンした道の駅 加治川(新潟県新発田市)で販売を始めている。
乳業メーカーの良寛によると、道の駅国上(新潟県燕市)など、今後も良寛ゆかりの土地の施設などへ販路を広げていく予定であるという。
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