「自分を表現するもう一つの場所」、SANJO PUBLISHING(新潟県三条市)が「ひと棚本屋オーナー制度」をスタート
SANJO PUBLISHIG(新潟県三条市)はこのほど、本棚の一部を個人の発信の場にできる「ひと棚本屋オーナー制度」をスタートし、14日から一般応募の受付けを開始した。
「ひと棚本屋オーナー制度」は、ひとつの本棚を期間限定で貸出し、自身の蔵書や作った本のほか、自身の作品を販売できる。棚ごとに一人一人の文化の発信地となり、本を交えたビジネスの足掛かりをサポートする。
ひとつの本棚の大きさは、高さ43センチ、幅35センチ、奥行52センチ。展示販売する内容は自由で、個人で所有する本、販売したい小物類などを置くことができる。ただし小物類おいては、それに関連する本を合わせて展示するようにお願いしている。
ひと棚本屋オーナー制度は、1ヶ月単位で契約することができ、7月と8月は月2,000円(税込)、9月以降は、月3,000円(税込)となる。
SANJO PUBLISHIGは「ひと棚本屋オーナー制度」の仕組みから、ものづくりや創作へのアイデアにつながり、それが文化となって三条市のまちに波及していくことを目論む。
本屋店主の町田憲治氏は、「本好きの人に蔵書を出品してもらうことだけでなく、自分以外の場所を持ってみたいという人、自分を表すようなスペースをもってみたいという想いがある人に利用して欲しい。」と話した。
今後は、ひと棚本屋オーナー同士や顧客などと交流できる場を用意し、さらなる創作のアイデアを創出していきたいと考えているという。
問い合わせはSANJO PUBLISHINGの 本屋担当町田憲治氏まで(電話080-4422-7941、メールinfo@sanjopublishing.com)
【グーグルマップ 三条市本町2丁目13-1】