キャプテンスタッグ株式会社(新潟県三条市)と株式会社ハイサーブウエノ(新潟県三条市)が協業、端材を使用した焚火台などを「キャプテンスタッグ公式オンラインストア」にて発売
アウトドア用品のキャプテンスタッグ株式会社(新潟県三条市)は21日より、 厨房機器メーカーの株式会社ハイサーブウエノ(新潟県三条市)と協業して廃材になる前の「端材」を使用した焚火台など全5品番を「キャプテンスタッグ公式オンラインストア」で発売開始した。また、 当該商品は三条市とも連携し「ふるさと納税」返礼品として9月末より順次出品する。
両社は三条市に本社を構え同じようにステンレスを中心とした金属加工を基盤としながらも、業界の違いから仕事上で交わることはほとんどなかったが、地元ならではの人的な繋がりから、キャプテンスタッグはハイサーブウエノの「端材」の活用方法の相談を受けたという。そして、キャプテンスタッグの企画担当者が「端材」を見た際、「厨房機器には小さすぎて活用できない材料でも、アウトドア用品に活用するには、 まだまだ使える質感・サイズである」ことに気づき、そこからプロジェクトが動き出した。
各外食チェーン店の要望に合わせて、OEM小ロット生産を主とするハイサーブウエノは、高精度のレーザー切断機を保有しており、コンピューターに図面データを入力することにより、厨房機器の材料を切断する。その際に、一緒にキャプテンスタッグ用の部品を切断することで、効率よく端材を生かす方法に行きついた。
キャプテンスタッグによると、今回のプロジェクト名には「hako-niwa(箱庭)」という名前が付けられている。地球は限られた「箱庭」のような環境であり、その環境にやさしい製品づくりをしていくというメッセージを込めたという。
また、今回の製品は、アウトドア製品をミニチュア風にアレンジし、そこに焚き火台などの機能を持たせる遊び心を加えた。小さな箱庭にも置けるイメージで、製品を集めることで、 ジオラマのようなミニチュアキャンプサイトとしても楽しめる要素を盛り込んでいる。
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