本が作れる本屋プロジェクト始動、SANJO PUBLISHIG(新潟県三条市)が“だれもが編集者となれる”を目指してクラウドファンディングを開始

SANJO PUBLISHIG(新潟県三条市)が開始したクラウドファンディング「“だれもが編集者となれる”本を作れる本屋プロジェクト」

SANJO PUBLISHIG(新潟県三条市)はこのほど、株式会社CAMPFIRE(東京都)が提供するクラウドファンディングサービスにて、“だれもが編集者となれる”本を作れる本屋プロジェクトを始動した。クラウドファンディングの目標金額は100万円とし、11月16日まで実施する。

“だれもが編集者となれる”本を作れる本屋プロジェクトは、ものづくりのまちである三条市でより多くの人が、自分の思いや表現を綴る小さな本を出版できる環境づくりや、作り手を増やすこと、新たなコラボレーションの創出を目的としている。

具体的には、本づくりのための環境整備、編集者やデザイナーなどのつくり手が集うコミュニティづくり、みんなが編集者になるための土壌づくり、まちを編集する仕掛け、以上4つの実現に向け取り組んでいく。

クラウドファンディングでは、オリジナルのブックカバーや手ぬぐいのほか、コワーキングスペース利用権の提供、個人で制作する冊子「ZINE」の制作サポートなど、8つのリターンを用意している。集まった支援は、印刷と製本工房およびコワーキングスペースの環境整備、編集講座とフリーペーパー0号の発刊の実現に活用する。

このプロジェクトが目指すのは、“だれもが編集者になれること”。自分の本を作って売ることができる、そんな本屋さんでありまちの編集室を作る。実施にあたって、新潟県三条市ならではの本屋さんを模索し、本づくりができる本屋さんであると考え、2021年10月から準備をしてきたという。

誰もが執筆者、編集者、デザイナー、製本家となり、自らの創造性を本というメディアに込めて形にする。作った本を多くの人に本屋を起点にシェアする。そんな本づくりができる場と仕組み作りを目指す。

SANJO PUBLISHIGの編集室責任者でプロジェクト発起人の水澤陽介氏は、「このプロジェクトによって、自分の本を作りたい、いろいろな本を読みたいなどの選択肢を増やすきっかけを作っていきたい。自分が良いと思えるものを本にしてみんなに届けることを、一緒に叶えていける機会になれば」と想いを語る。

“だれもが編集者となれる”本を作れる本屋プロジェクト

 

【関連サイト】

“だれもが編集者となれる”  本を作れる本屋プロジェクト始動(クラウドファンディング「CAMPFIRE」サイト)

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