FARM8(新潟県長岡市)が新潟駅限定販売だった人気の酒粕スイーツギフトを5日からWEB販売開始
株式会社FARM8(新潟県長岡市)は、同社で展開する酒粕プロジェクト「Hacco to go!」にて新潟駅内にあるHacco to go!新潟店の店頭販売限定だった3種類の酒粕スイーツ(酒粕レーズンバターサンド、酒粕レーズンマフィン、酒粕ショコラテリーヌ)を5日にWEBにてお取り寄せ販売を開始した。
酒粕プロジェクト「Hacco to go!」とは、「地域資源×用途開発」を手掛けるFARM8の酒粕活用プロジェクト。多くの蔵では何トンも出る酒粕が活用しきれずに廃棄される現状があり、優良な発酵食品である酒粕をレシピ要らずで食べてもらいたいため、酒粕を使った加工食品やスイーツを開発・展開している。
スイーツ以外にも酒粕にもう一度乳酸菌発酵を加えることで生まれるフローズンヨーグルトのような味わいをシェイクやジェラートなどにして新潟発・植物性発酵ドリンクとして展開している。
これまでHacco to go!のドリンクスタンドのPOP UP店舗として、関東エリアでは品川区戸越・港区赤坂・吉祥寺、北鎌倉や関西エリア、北海道エリアなどで展開を広げ、全国に酒粕の魅力を発信してきた。現在、常設店舗は新潟県の「Hacco to go!新潟駅店」のみとなる。
カフェスタンドとして運営する新潟駅店では、酒粕をさらに乳酸菌で発酵させた素材で作る植物性発酵シェイクを中心としたドリンクメニューを中心に、酒粕でできた発酵ジェラートや乳酸菌発酵させた酒粕スムージーのベースとなる植物性ヨーグルト「JOGURT」などを提供している。
酒かすとは、日本酒を絞った後に残るペースト状の米。麹菌と酵母の力で発酵する際、米の栄養を吸収しやすく分解するので、普通の米よりも栄養価が高いのが特徴で、健康や美容に良い日本古来の栄養食材ということで注目を浴びている。
酒粕には美容や健康に役立つ成分が豊富に含まれていることで、腸活やダイエット業界からも注目されている。酒粕には、食物繊維のような働きをする「レジスタントプロテイン」というたんぱく質が入っている。「レジスタントプロテイン」とはお腹の中の脂を吸着し、便をなめらかにする栄養素。食べたものがそのまま腸を通って、排出される整腸効果があるといわれている。
酒粕には、日本酒の味を形成する旨味成分「α-EG」が含まれている。「α-EG」とは麹由来の酵素により生み出される酒粕に含まれる成分のひとつ。「透明感のある肌にする」「シミを薄くする」「しわやたるみなどの肌老化の原因となる炎症を抑える」といった美肌効果があり、肌のコラーゲン密度が上がると言われている。
酒粕は血行促進の効果があるほうれん草の約2.5倍もの葉酸量を持っており、身体の血流を良くし、栄養素を体の隅々まで運んでくれる役割があるという。
今後は酒造りが始まる冬のシーズンにこれからも新鮮な酒粕が大量に出てくるが、できる限り有効に活用して酒蔵が持続可能になるための用途開発を続け、一般家庭でも酒粕が日常的に利用されるようにスイーツを通じて生活に身近なものに感じてもらえたらと考えてるという。
【関連サイト】
酒粕活用Hacco to go! プロジェクト
この記事はプレスリリースを元に作成しています。