創業270周年の柏露酒造(新潟県長岡市)が「さんずい 純米大吟醸」2商品を4月20日にリニューアル発売

「さんずい 純米大吟醸 無濾過生原酒」と「さんずい 純米大吟醸 無濾過瓶火入れ」

柏露酒造株式会社(新潟県長岡市)は、主力ブランド「さんずい」をリニューアルし、「さんずい 純米大吟醸 無濾過生原酒」、「さんずい 純米大吟醸 無濾過瓶火入れ」の2アイテムを4月20日に発売する。新たな酒質とラベルデザインで限定流通商品として発売する。

新潟でしか造れない日本酒を目指し、麹米と酵母には、それぞれ新潟県発祥の「五百万石」と、新潟県醸造試験場(※)で開発され新潟県内でのみ使用可能な「新潟G9酵母」を使用。すっきりとした飲み心地とキレ味だけでなく、日常に彩りを添える「華やかな香り」、「心地よい甘みと酸味」が特徴という。また、原料が一緒であるこの2アイテムを飲み比べてもらうことで、製造方法(生酒タイプ・火入れタイプ)の違いも楽しめる。

仕込み水は、長岡市蓬平(よもぎひら)地区の湧き水。水質は軟水で、おだやかで柔らかいお酒に仕上がるという。

なお蓬平地区は、冬になると5メートルに及ぶ積雪があり、豊富な雪解け水が湧き出る

また通常より少ない量で酒造りを行う「小仕込み」を基本にしているという。製造量は少なくなるが、これによりきめ細かい醪(もろみ)管理が実践でき、より精度の高い酒造りが実現可能となる。さらに、搾ってすぐに瓶詰めし、貯蔵することで丁寧な品温管理ができ、搾りたてのフレッシュさを最大限にキープすることができる。

柏露酒造は創業1751(宝暦元年。当時の山崎家が越中屋として造り酒屋を開業したことに始まる。その後、1882(明治15)年には「柏露」の由来となった長岡藩主牧野家の酒造蔵を譲り受け、同家の「三つ柏」紋の使用と商品名「柏露」を継承した。現在は伝統的な日本酒を原点としながらも、積極的な設備導入など、新しい味わいを生み出すための研究開発にも取り組んでいる。

公式HP https://www.hakuroshuzo.co.jp/
公式Facebook https://www.facebook.com/sake.hakuro/
公式Instagram https://www.instagram.com/sake_hakuro/

※新潟県醸造試験場は、都道府県立として全国で唯一の日本酒専門の試験場

長岡藩主牧野家の「三つ柏」紋

麹米には新潟県発祥の「五百万石」を使用

商品名 さんずい 純米大吟醸 無濾過生原酒 さんずい 純米大吟醸 無濾過瓶火入れ
内容量 1.8L瓶 / 720ml瓶 1.8L瓶 / 720ml瓶
Alc.分 16度 15度
原料米 麹米:五百万石 / 掛米:こしいぶき
精米歩合 50%
麹米:五百万石 / 掛米:こしいぶき
精米歩合 50%
参考小売価格
(税込)
1.8L 3,300円
720ml 1,650円
1.8L 3,080円
720ml 1,540円
おすすめの料理 鶏の唐揚げ・ブルーチーズ もつ煮・サバの塩焼き

 

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