新潟県妙高市の燕温泉にある野天風呂「黄金の湯」が開湯
新潟県妙高市の燕温泉にある野天風呂「黄金の湯」が20日、開湯した。
黄金の湯は、標高1,000mを超える妙高市大字関山にある野天風呂。標高が高く雪も多い場所であり、まだまだ積雪が多く残っている。例年はゴールデンウィークに合わせて開湯しているが、今年は雪見風呂として体験してもらうため、あえて1ヶ月ほど早く開湯したという。
泉質は、硫黄泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉で、リウマチ、神経痛冷え症、アトピー性皮膚などの効能があるという。
公共駐車場から徒歩15分程度。温泉街から黄金の湯までは雪上を歩くため、長靴での来ることをお勧めしている。
なお黄金の湯のほかに「河原の湯」もあるが、河原の湯に行くまでの道が積雪により大変危険な状態になっているため、現在はクローズしている。
妙高観光局のホームページによると、燕温泉は妙高山の登山口でもあるため、下山して野天風呂の「黄金の湯・河原の湯」を利用する登山客も多い。燕温泉の本格的な開発は、明治8年だが、弘法大師発見の湯といわれ古くから惣滝の岩窟の下に湯が沸いていたそうだ。上杉謙信の隠れ湯ともいわれている。