雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)が関西の企業や大学とコラボ、学生考案レシピ付き商品を販売、エリアギャップ解消に挑む

学生考案のオリジナルまいたけレシピとラベルデザインの「雪国まいたけ極(きわみ)」(プレスリリース資料より)

株式会社雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)は、株式会社平和堂(滋賀県)、京都産業大学(京都府京都市)とコラボレーションし、学生考案のオリジナルまいたけレシピと学生考案のラベルデザインを「雪国まいたけ極(きわみ)」のパッケージに掲載し、平和堂の各店舗で特別パッケージの商品として20日から販売する。

3者は社会課題の1つである若者の野菜離れ解消の一助とすべく、きのこの需要拡大を目的として企画。また、雪国まいたけにおいては、食文化の違いから、東日本と比べて西日本におけるまいたけの消費量が相対的に少ない‟エリアギャップ“が長年生じており、西日本を中心に展開している平和堂と京都産業大学とタッグを組むことで、認知度向上や喫食率の増加、ひいては社会課題の解決につなげるべく、産学連携コラボレーションを行うこととした。

若者の野菜離れの要因として、調理が面倒なことや余ったらもったいないとの思いがあることが挙げられる。まいたけは、手で割けるので包丁いらずの点や可食部がほぼ100%で無駄なく使うことができるため、調理を敬遠する若者に打ってつけと言える。

そして、若者の興味を喚起するため、学生が「意外性」・「簡便」をキーワードにオリジナルまいたけレシピを学生視点で考案した。3社により厳正に審査され、採択されたレシピは、雪国まいたけの商品パッケージに掲載され、平和堂の各店舗で販売する。

京都産業大学で担当する松本和明教授によると、従来、メーカーと大学生、小売業と大学生との連携は多く存在したが、今回のメーカー・小売業・大学生三者のコラボは画期的と高く評価している。

この取り組みについて雪国まいたけは、「地域のお客様に根ざした日々の献立と健康に寄り添えるもの」と考えているという。

京都産業大学経営学部松本ゼミナールの学生と担当の松本教授(右上) (プレスリリース資料より)

雪国まいたけ担当者と平和堂担当者(プレスリリース資料より)

京都産業大学生考案のまいたけレシピ「ヤンニョムまいたけ」(プレスリリース資料より)

「ヤンニョムまいたけ」考案者の尾形 映真さん(左)、高橋 哲平さん(右)(プレスリリース資料より)

京都産業大学生考案のまいたけレシピ「まいたけドーナツ」(プレスリリース資料より)

「まいたけドーナツ」考案者の堀田 将志さん(左)、武部 大和さん(右)(プレスリリース資料より)

京都産業大学生考案のまいたけレシピ「まいたけフライチーズ 」(プレスリリース資料より)

「まいたけフライチーズ 」考案者の清本 和哉 さん(プレスリリース資料より)

 

【関連サイト】
雪国まいたけホームページ

 

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