旭酒造、新潟県を含む産地別の山田錦を100%用いた「ご当地獺祭」を販売
旭酒造株式会社(山口県岩国市)は、日産地別の山田錦を使って醸した「獺祭(だっさい)」を発売する。掛け米、麹米ともに同一県産のものを100%使用。発売日は福岡県産が4月8日、山口県産が4月21日、栃木県産が4月28日、新潟県産が4月末。その他の地域も検討中だ。
産地により同じ山田錦でも性質が異なり、福岡県産のものは、発酵段階で米が良く溶け、甘みと味がしっかりと出ていて、新潟は特に軽やかな印象の酒になりそうという。
旭酒造では、酒造りに山田錦のみを使っており、毎年約9,000トンの山田錦を全国約20府県の産地から購入している。これは全国の山田錦生産量の約4分の1にあたるという。
こうした中、各地の生産者が産地それぞれの気候の特性を乗り越えるために、血のにじむような努力をされていることを多くの人に知ってもらいたいと、「獺祭 純米大吟醸45 ○○県産山田錦使用」を発売することにした。○○県産山田錦100%使用で精米歩合は45%。販売価格(税込)は1,800mlが3,300円、720mlが1,650円、300mlが688円。数量限定で、なくなり次第終了となる。
各県の獺祭取扱店
http://www.asahishuzo.ne.jp/dealer/