3つの食べ方ができる粉末タイプの麺つゆが発売、新潟県妙高市の伝統調味料「かんずり風味」も

「すぐに使える『麺にまぜる、つゆにもなる』革命パウダー」の「かんずり風味」

国分関信越株式会社(栃木県小山市)は20日、パウダー麺つゆ「すぐに使える『麺にまぜる、つゆにもなる』革命パウダー」の「かんずり風味」と「カレー南蛮風味」の2品の取り扱いを開始した。同商品は、「今までにない3つの食べ方ができる」粉末タイプの麺つゆ商品だという。

国分関信越によると、ライフスタイルの多様化により個食(使い切りタイプ)の需要が高まっているなか、「個食麺つゆ」の市場は大きく伸長していることから「液体タイプの商品しかない中、いろいろな食べ方ができる粉末タイプの麺つゆ商品を開発」した。

粉末を溶かして液体のつゆとして使えるだけでなく、湯がいた麺の上に粉末をかけて混ぜて食べることや、いつも食べているつゆに好みの量の粉末を入れることで新しい味にできる調味料的な使い方もできる。また、常温保存タイプであることから、軽くて持ち運びしやすい点も特長だ。

「すぐに使える『麺にまぜる、つゆにもなる』革命パウダー」(国分関信越株式会社のプレスリリースより)

 

2品のうちの1つである「かんずり風味」は、新潟県妙高市に古くから伝わる辛味調味料・かんずりを使用。同調味料を生産している有限会社かんずり(新潟県妙高市)は「かんずりは冬の鍋商材としての印象が強いので、春夏に使用の機会と『かんずり』という言葉を目にする機会が増える事はありがたい。また、パッケージが今までのかんずり使用商品にはないデザインで、若い女性の『かんずりを知らない層』への認知を広げられるチャンス」だという。

そして「蕎麦、うどん、ひやむぎ、そうめんなどへの使用商品という事で、かんずり好きの方でもこれらには使用した事のない可能性も十分あり得るため、使用例の幅を広げてもらえるのはありがたい」とコメントした。

2品はどちらも、3.5グラムの4袋入り。希望小売価格は230円(税別)。発売エリアは、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、長野県、新潟県、首都圏の一部。

 

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