新潟市マンガ・アニメ情報館で企画展「絵師100人展 10 新潟篇」を開催
新潟市マンガ・アニメ情報館(新潟市中央区)で、4月3日から5月9日の間、企画展「絵師100人展 10 新潟篇」を開催する。
近年、漫画やアニメ、ゲーム、ライトノベルの挿絵など日本発のポップカルチャーが世界から大きな注目を浴びている。そうした領域で活躍する画家は、江戸時代の浮世絵師になぞらえ、「絵師」と呼ばれている。同展では第一線で活躍する絵師100名の描き下ろし作品を一堂に紹介。彼らの高い技術と独特の世界観を通して、日本が世界に発信することのできる新たな価値観・文化を模索する。
第10回となる今回のテーマは「和」。「和」は、「和風」「和食」「和服」など、日本を表す言葉としてよく使われており、古くは日本そのものを指す言葉として用いられていた。また、「穏やか」「なごやか」、さらには「秩序」「安寧」などの意味を持ち、道徳的な規範を示す言葉にもなっていった。他者や異なるものと調和して安らかな秩序を示す「和」は、人と人との関わり方がめまぐるしく変わり、これまで以上に多様な価値を認め合おうとする現代においてこそ、 その意味をもう一度見つめ直したい言葉である。
同展では、 絵師たちの思い思いの作品を通して、 日本が培ってきた「和」の文化と意味を改めて見つめ直す機会となるだろう。
開催場所は万代シテイBP2の1階、新潟市マンガ・アニメ情報館。観覧料は一般900円、中・高校生700円、小学生200円(全て税込み)。
【関連リンク】
絵師100人展 10 新潟篇 公式サイト
http://www.eshi100.com/archive/travel_10_niigata.html