【大地の芸術祭】連続企画展第2弾「版画報、道が動く」が9月9日から開催、注目の版画家の作品を鑑賞
越後妻有里山現代美術館MonET(新潟県十日町市)で今季より開催がスタートした連続企画展の第2弾「越後妻有 MonET 連続企画展 Vol.2 松元悠展」が開催される。
ゲストキュレーターに保坂健二朗氏(滋賀県立美術館 ディレクター (館⾧))、作家に版画家の松元悠(はるか)氏を迎えての企画展「版画報、道が動く」が9月9日からスタートする。
明治初期に短い間、報道の機能として使われてた版画。一方、今日の報道で使われる写真や映像は本当に「事実」を伝えているのか。そう疑問を感じた松元氏が、実際に現地で取材し事件を伝える版画を作成。同展では、新作1点を含む8点の版画作品と、その背景を伝えるための、手描きの壁新聞5点が展示される予定。
会期は9月9日から11月5日の間(火・水曜日は定休日)、場所は越後妻有里山現代美術館MonETにて開催される。入館可能時間は10時から17時まで(最終入館は16時30分)。
展覧会の個別鑑賞券の料金は、一般が1,200円、小中学生600円。また、「2023年の越後妻有」共通チケットでの参加も可能となっている。
松元悠 プロフィール
版画家、美術家。2018年に京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻版画を修了。近年の展覧会に、「出来事との距離ー描かれたニュース・戦争・日常」町田市立国際版画美術館/2023、個展「架空の竜にのって海をこえて幻の島へ」kara-S ギャラリー/2021、個展「活蟹に蓋」三菱一号館美術館/2019など。ほか、展覧会企画に「漁師と芸術家~琵琶湖を問う、琵琶湖を読む~」大津市立和邇図書館/2022がある。
この記事は、ニュースリリースをもとに作成しています。