洋菓子店のガトウ専科が新潟県村上市名産のお茶を使ったゼリーを新発売
新潟県新潟市や長岡市などに展開する洋菓子店ガトウ専科(株式会社美松:新潟県見附市)が23日から、県内の名産品を使用した「茶葉香る、村上茶ゼリー」の販売を開始する。これまでスイーツとして提供される機会が少なかった村上茶を用いた珍しいゼリーであり、21日にはガトウ専科長岡東店の1周年記念に合わせて先行販売も実施する予定だ。
「村上茶ゼリー」は、粉末状にした茶葉を丸ごと配合することで羊羹とゼリーを掛け合わせたような「ドロッとした」濃厚な味わいに仕上げているという。また、日本茶というと湯飲や急須のイメージの強いが、コーヒーカップをモチーフにした容器とすることで、ポップな見た目と、取っ手を持ちながらスプーンで食べやすい利便性を兼ねたデザインに仕上げられている。
ガトウ専科の日本茶アドバイザー、春木隆宏氏は「弊社では新潟県産の食材を積極的に活用してきたが、次の新商品を考えた時、定番のル・レクチェなどとのコラボでは目新しさが無く、その際に思いついたのが村上市のお茶だった。京都・宇治など他の茶の名産地では、その土地のお茶を使ったスイーツが数多く存在しているが、村上茶にはそうした例が少なく、新茶のシーズンにも合うことから今回のゼリーを考案した」と開発の経緯を語る。
味は「濃い茶」「煎茶」「ほうじ茶」「紅茶」の4種類。価格は1つ300円(税込)で、ギフト用の4個入り(1,350円)と8個入りで(2,570円)のセットも同時に販売する。春木氏は「村上には『抹茶』というものが無いが、だからこそ特徴的であり、ぜひ4種類の味を食べ比べながら『村上茶』の魅力を知ってもらいたい」と期待を寄せいてた。
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